30代怠け者の登山とカレー記録

登山とカレーが好きです。また登山後の温泉やご飯など、そういうちょっとした贅沢も好きです。

【藤野15名山】峰山登山

2022年2月5日土曜日

神奈川県相模原市(旧藤野町)に位置する、峰山を登ってきました。

最寄駅は中央線の藤野駅です。藤野というと市町村で言うと藤野町という印象が強いですが、平成の大合併相模原市と合併し、今では政令指定都市の仲間入りとなっております。

また藤野は、今まで多くの芸術家が移住していたり、パーマカルチャー養成学校やシュタイナー教育を実践している学校があったりと独自のカルチャー発展させている街でもあります。

そんな藤野には、自治体と藤野山岳会により選定された15個の山が藤野15名山になり、その中に峰山が含まれております。一番知名度の高い山は陣馬山ですかね。

このようにハイキングコースがいくつもあり、実はハイカーたちには人気のエリアなのです。

藤野15名山 峰山登山(百笑の台所・藤野やまなみ温泉)

峰山登山にした理由

①朝をゆっくりしたかったから

②下山後を充実させたいから

 

まず①についてですが、山屋の朝は早いです。ですが私事で恐縮ですが、最近の仕事に疲労が溜まっており、山は登りたいけど朝をゆっくりしたいなあと思っていました。そうすると住んでいるエリア的には中央線沿線のエリアに絞られます。

 

次に②についてですが、最近の私のテーマでもあります。その中でも私としては食と温泉は二大テーマとしています。食は「その地場の名産・地産地消や美味しいごはん屋さんで食事をすること」、温泉は「身体を癒し、心身ともに温まること」この二つを充実させたいと思っています。中央線沿線には『藤野やまなみ温泉』があります。源泉掛け流し湯で泉質もすこぶる評判が良いので、ずっと行ってみたいと思っておりました。HPを覗くと2022年6月ごろから改修工事が始まるらしく工事期間中は休業になるとのことです。休業前に訪れなくては。休業については詳しくはHPを参照してください。

yamanami-onsen.jp

 

 

さて、①と②より藤野の峰山がベストマッチしそうなので峰山を登ることにしました。

 

コース

コースは以下の通りです。

最寄駅→藤野駅

藤野駅10時40分発→やまなみ温泉バス停

やまなみ温泉バス停→峰山

峰山→百笑の台所→やまなみ温泉

 

登山記録

藤野駅〜峰山

今回はやまなみ温泉行き10時40分発のバスに乗ればよかったので、かなりゆっくりめのスタートです。やまなみ温泉バス停には11時前に着きました。なお、やまなみ温泉バス停には清潔感のあるトイレや待合室もあります。


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ここから徒歩ですぐのところに登山口があります。

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登山口からすぐに山々しい登山道になります。山道は明瞭で道迷いはほぼないと思います。(地図は必携です)

このように至るところに、峰山の標識があります。標識通りに進みましょう。


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少し進むと、休憩できるベンチも所々で設置されています。

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ここで急坂の標識が出てきました。写真だと伝わりづらいですが、ここはかなり勾配のある坂で、足の踏ん張りがやや必要になります。また今回は下りでは通りませんでしたが、下り時は細心の注意が必要だと思います。


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この急坂を登り終えると、ベンチとテーブルが設置されておりました。山頂方面に進みます。


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山頂方面に進むと、密集した杉林が現れます。道なりに進みましょう。


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杉林を出ると、石碑がありました。ここまでくると山頂はもうすぐです。

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そして11時40分山頂に着きました。登山を開始して40分で山頂です。

山頂はこのように人が誰もおらず、貸し切り状態でした。

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さあお待ちかねのコーヒータイムです。昼ごはんは他で食べることとしていましたので、お菓子だけにしました。コースは短いかもしれないですが、やっぱり山でのコーヒーは格別に美味しいです。どんな山でも山頂にたどり着いた人の特権ですね。

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また富士山も少し見ることができました。登山で見るのは今年初です。前の武甲山の記事でも書いたのですが、山頂から見る富士山が好きです。できれば雲がない状態がよかったですね。

それでも今回は富士見目的ではなかったので後悔はなく、むしろ見れてラッキーでした。

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峰山〜百笑の台所〜やまなみ温泉

12時15分下山開始です。下山は同じルートだとつまらないので別ルートにしました。

先ほどの杉林を下り、急坂の手前にある分岐点で大鐘方面に進みます。

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大鐘方面はなだらかな坂道で、コース上に落葉がかなりあります。大月や道志山塊に似た特徴のある山道ですが、大月や道志と違うところは道が明瞭なところです。


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山道を進むとゴルフ場が見えてきます。そのゴルフ場を横目に進むと、段々と日の当たる明るいコースになってきました。


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すると、大鐘方面の登山口に着きました。

せっかくここまで来たので、蓮乗院というお寺を見学することに。


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さあお菓子しか食べていないので、お腹が空腹です。ここでいよいよ下山後の楽しみ第一弾にしたいと思います。目指すは『百笑の台所』です。

蓮乗院から徒歩25分ぐらいのところに、『百笑の台所』はあります。やまなみ公園内(おそらく)を進みます。ここら辺はホタルが見れるそうです。


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お待ちかねの百笑の台所に着きました。


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ここの参鶏湯が絶品という噂は兼ねてより聞いていました。このために山頂ではご飯を食べず我慢してます。期待が高まっております。

石焼ビビンバや豆腐チゲもあったのですが、一番看板料理の参鶏湯を注文します。さらにお米は普通の米と酵素玄米(+110円です)を選ぶことができたので、酵素玄米にしてもらいました。

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正解です。本当に美味しかったです。

まず参鶏湯は石鍋で出てくるのでずっと温かいまま食べることができます。写真のように湯気が立っており、スープもぐつぐついっています。冷えた身体に沁み渡りました。鶏肉はほろほろでスプーンで掬うことができます。味付けは優しくシンプルだけど深いというのでしょうか。とにかく絶品です。もちろんスープも全部飲み干しました。小鉢にある豆も味噌味でお米が進んでお代わりしたかったです。

ここはもうリピート確定ですね。参鶏湯以外にもたくさん種類があるので、次回は違う料理も食べてみようかなと思います。

なお、店内はウッド調の優しくオシャレなこだわりの感じる造りになっていました。薪ストーブやギャラリーもあります。

また、BBQ場やグランピング施設、テニスコートも併設されているので様々な用途で楽しめそうです。


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さあお腹もいっぱいになって満足したので、下山後の楽しみ第二弾のやまなみ温泉に入るだけです。

百笑の台所からは徒歩10分ほどで着きました。


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低木というか植栽が♨︎になっていました。なんかかわいいですね。

さてさて、温泉はと言いますと、まず脱衣所もそれなりに広くロッカーの数も多かったので、評価は高いです。泉質は評判通りかなり良いように感じました。ナトリウムを含んでいるのでお湯から塩味を感じます。これは指宿温泉と同じですね。

いやーそれにしても心身から温まることができました。やや狭いですが露天風呂もあり充実の温泉でした。

そして最後に風呂上がりのコーヒー牛乳です。

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堪らないです。今回はビールは飲みませんでしたが、コーヒー牛乳でも全然大満足できますよね。

 

「食」「温泉」ともに大満足の藤野・峰山を堪能し15時44分のバスに乗り、帰宅の途につきました。

 

終わりに

この峰山登山の組み合わせは、登山以外の充実度も高くかなりおすすめできるコースです。

特に初心者の方や、これから登山を始めたいと思っている人に案内するにはとてもいいのではないかなと思います。

山道を歩き自然を感じることができ、美味しいご飯も食べ、最後に温泉で温まる。思い返してもここまで質の高い三拍子揃ったコースは中々ないような気がします。

やまなみ温泉から峰山までの登山道に物足らないのであれば、相模湖の石老山から繋ぐこともできるので、バリエーションも豊富です。

私も次回は相模湖から行ってみようかなと思ってます。

藤野は都心からも1時間ぐらいで着きますし、人もとても優しかったです。また色々な文化を取り入れているのも好感が持てます。また訪れたい街の一つになりました。

【奥武蔵】武甲山登山【二百名山】

2022年1月30日日曜日

埼玉県横瀬町に鎮座する、武甲山を登ってきました。

タイトルに奥武蔵といれておりますが、奥武蔵と呼んでいいのか微妙なところですが、奥武蔵としました。

私のなかでは奥武蔵とは飯能エリア(西武秩父線でいう飯能駅正丸駅ぐらいまで)を指しているのではないかと勝手に認識しておりましたが、調べてみるとあまり奥武蔵の厳密な定義もなく、山と高原地図でも奥武蔵の地図に載っているので奥武蔵とすることにしました。

さあそんな奥武蔵の名峰「武甲山」ですが、秩父に行かれた方は見たことあると思いますが、ピラミッド型で山の表面が削られている特徴のある山容ですよね。これは長年武甲山で採れる石灰を採掘した結果、現在のような山容になっているそうです。なので何十年後にはまた違う山容になっているかもしれません。

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奥武蔵の名峰 武甲山登山記

今回の登山を武甲山にした理由

①下山後に温泉に入りたかった

②ピーカン晴れにはならなそうだったから

③奥武蔵の名峰武甲山に2022年中に登りたかったから

 

まず①についてですが、最近の私の登山は下山後をいかに充実させかを考えています。下山後といえばやっぱり温泉です。温泉って本当に気持ちいいですよね。更にその後のビール。たまらないです。それがやめられなくてつい温泉を考えてしまいます。

 

次に②についてですが、ピーカン晴れだとどうしても富士山が見えるか山に登りたくなってしまいます。私は山(とりわけ山頂)から見える富士山が好きで、それを写真には収めるのが趣味といっても過言ではないぐらいです。この日は晴れ予報でしたが寒気も迫ってきており、山行中は曇り富士山は見えないだろうなと予測した結果、どうせ富士山は見えないのだし晴れても晴れなくても景色の良い山に登りたいなと思っていました。

 

最後に③についてです。今まで私の中では「秩父=遠い」というイメージが付いていて、奥武蔵方面の登山はあまり選ばずにいました。しかし一度奥武蔵方面に行くと想像より遠くないなと思うようになり、苦手意識が全くなくなりました。

それから最近(ここ1〜2年)よく奥武蔵秩父方面に登山へ行くことが多くなったのですが、やはり一番インパクトのある武甲山に登りたいなあとずっと思っていて、ただ人気な山なので春と秋は混むだろうと登る機会を逸しておりました。

さあ、季節は冬且つ①②が当てはまる。

これは武甲山しかない。今回の山旅決定です。

 

コース

コースは以下の通りです。

最寄り駅→横瀬駅(7時14分着)

横瀬駅→一の鳥居

一の鳥居→武甲山山頂

武甲山山頂→橋立鍾乳洞→浦山口駅

浦山口駅(11時49分発)→西武秩父駅→祭りの湯

帰りに温泉にゆっくり入りたいのと、人の少なさそうな昼間に入りたかったので11時49分浦山口駅発に設定しました。これを逃すと次は12時39分発と一時間待ちなので、何としてもこの電車に乗ります。

 

登山記録

横瀬駅〜一の鳥居

横瀬駅7時14分着の電車で行きました。降車したのは私含め二人だけ。もう少し多いのかなと思っていましたが、一の鳥居まで約6kmのロードがあるので武甲山登山する方は基本的に車で一の鳥居まで行っているのかと思います。なお山と高原地図ではこの区間の標準コースタイムは1時間50分です。

私は車を所有していないのと、下山後の楽しみを充実させるためにタクシー代を節約します。

横瀬駅を出発します。2枚目の写真は横瀬駅から見える武甲山です。綺麗な形ですね。

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こちらは武甲山西武秩父線です。

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このように武甲山が綺麗な形で最初の方は見えています。

道なりに進むと二子山が見えます。本当にこんなにわかりやすい見た目と名前の山って中々ないですよね。

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更に道なりに進むと、武甲山が見えなくなり、長閑な風景から、工業地帯の風景に変わっていきます。この景色の変貌はまるで異世界に来たような感じがします。また映画でしか聞いたことのない、機械の音が鳴り響いています。

ここが関東でさらに埼玉県だとは思えません。心が躍ります。長いロード歩きでしたが、苦ではありませんでした。(自分キモイですね)


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途中でトイレも使わせてもらえます。大変助かります。(男性用小便器は使えましたが、隣にある便器は冬季は使えないと記載ありました。注意してください。)

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工業地帯を登り終えると、またまた景色が変貌し林道に入ります。林道は野鳥が多く、さえずりを聞きながら進みます。カワセミも見ることができました。(すみません、写真には収めれませんでした)

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写真の鳥は、おそらくウソという鳥です。

途中に水場がありました。

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さあもうすぐ一の鳥居です。

そして無事、一の鳥居に着きました。

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ここで車で行く方は注意が必要です。一の鳥居の駐車場はトイレ新設工事のため閉鎖されていました。

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一の鳥居〜武甲山山頂

さあ、やっと登山口です。

時刻は8時28分でした。ここから山頂までは山と高原地図の標準コースタイムだと2時間20分かかります。

標準コースタイム通りに行くと、浦山口駅11時49分発は到底間に合いそうにないので、少し巻き気味で歩くことにします。


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山道の景色はあまり変わりませんが、非常によく整備されており明瞭な道です。恐らく道迷いもないと思います。ただし地図は必携しましょう。
奥武蔵の山らしく、杉林の道を進みます。

途中水場付近で氷柱を発見しました。やはり秩父の山中は寒いのですね。一番右の写真は不動滝です。


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不動滝を越えると、二十丁目です。標識励まされながら進みます。


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先に進むと、何やら沢山の石が積まれています。その名も石積み場です。よく見ると石一つひとつに文字が書いてありました。皆さんこの石どうしたのでしょうか。気になります。


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三十丁目を過ぎると、太い木の幹の中にお地蔵様が潜んでおりました。畏れ多いですが佇まいがかわいいです。


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9時15分、大杉に到着しました。

この杉林の中では一番貫禄がある杉です。標識通りに進むと60分かかるそうです。

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ここからも、杉林の山道を進みます。少し岩がゴロゴロしてきます。四十丁目通過し、その後も黙々と進み、ついに五十丁目まで来ました。


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五十丁目まで来ると、もうすぐそこに武甲山山頂の御嶽神社の鳥居が見えてきます。

そして9時45分ついに御嶽神社まで来ました。標識より30分短縮です。

またこの御嶽神社武甲山の石灰が置いてありました。先ほどの石積み場の石灰は、皆さんここでいただいていたのですね。

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私も100円納め、石灰をいただきました。

でも、ピストンコースではないので、石積み場に奉納することができません。石灰は自宅に保管し、次回登る際に奉納することにしました。

さあ、いよいよ武甲山の山頂(展望所)です。

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予想通り天気は曇りでしたが、秩父の風景が一望でき、素晴らしい眺めでした。また奥秩父の山々から赤城山まで臨むことが出来ます。

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山頂は風が吹いていて、太陽も出ていなく本当に寒かったので、景色を堪能したら御嶽神社近くの東屋でコーヒーを飲むことに。


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武甲山山頂〜橋立鍾乳洞〜浦山口駅

10時07分下山を開始。寒くてあまりゆっくりせずに済みました。日当たりがよく景色の良い山頂だと時間を忘れてずっといちゃいませんか。

さあ山と高原地図標準コースタイムで行くと浦山口駅まで2時間30分です。11時49分発の電車までは普通に歩いていたら間に合いません。少しランを入れながら下山していくことにしました。標識は全て浦山口方面に進みます。


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橋立コース序盤はやや細いトラバースが続きますので油断せずに進みましょう。トラバースを過ぎると九十九折の下山道になります。


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九十九折が終わると、川が現れます。かなりの上流になるのではないでしょうか。所々で川が凍結し氷柱と化しています。普段の生活では目の当たりにしない光景ですよね。それでも山の中ではこれが当たり前なんですね。


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道なりに進むと、林道に着きます。この時点で11時です。

林道の脇では、川が流れているのですが滝のような急角度から水が落下しているところもありました。また一部では氷瀑と化していました。時間が差し迫っているのですが非日常が目の前で起きているので、その都度気になってしまいます。

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11時21分、氷瀑を横目にランニングしていると、ついに浦山口側の御嶽神社鳥居に辿り着きました。ここまでくれば浦山口駅までは徒歩10分ぐらいです。

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少し時間にゆとりができたので、鍾乳洞の方に行きました。(橋立鍾乳洞は冬季閉鎖中です)

すると武甲山の反対側の山容とその真下にはお寺が構えてありました。いつも見ている武甲山の反対側はこのようになっているのですね。厳かです。

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その後、お寺でお参りし、無事浦山口駅11時49分発の電車に乗車できました。


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浦山口駅西武秩父駅〜祭りの湯

さあ無事電車にも乗れ、御花畑駅で下車。下山後の楽しみ第一弾として秩父で一番評価の高いパン屋さんに向かいました。『ラパンノワールくろうさぎ』というお店です。前回秩父旅行に行った時は年末休みで休業中だったので、今回非常に楽しみにしておりました。

tabelog.com

12時過ぎに着いたおかげかパンの種類はまだ豊富にありました。私はいつもパン屋さんではクロワッサンを買うのですが、今回は「うさぎコッペあんバタ」と「クリームチーズいちじく」のパンが一目についたのでこれらを購入。どちらも美味しく、コッペの方は生地に弾力があり小さいですが食べ応えがあります。クリームチーズいちじくの方は、こちらも生地に弾力があり、またクリームチーズやいちじくも豊富にパンに入っているので満足できるパンでした。

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下山後の楽しみ第二弾は温泉です。西武秩父駅まで戻り、駅併設の『祭りの湯』に向かいました。こちらの温泉は、駅に近い、清潔感、脱衣所や洗い場が広い等温泉以外でも良いところが沢山詰まっている温泉です。

温泉の種類も内湯、外湯で何種類かあり、中でも炭酸風呂を推しています。炭酸風呂の説明書きを読むと、温泉+炭酸風呂の組み合わせはあまりないそうです。(祭りの湯は人工泉です)

外湯は期間によって変わる、名湯の露天風呂があります。私が訪れたときは別府温泉でした。

さあ温泉でたっぷり温まり、フルーツ牛乳飲み干します。

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同時にお腹もかなり空いていたので、祭りの湯内にある食堂で、わらじカツカレーとビールを頼みました。

登山後且つ温泉上がりこの瞬間のビールが堪らなく美味いです。


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ジビエ料理(鹿肉だった気がします)もメニューにあったので、今度はそれも食べてみたいです。

温泉をたっぷり堪能し帰りはもちろん鈍行で帰りました。西武秩父駅になにやらレアな電車が停まっていたらしいです。


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これにて武甲山登山記録は終わりになります。

 

最後に

まず武甲山は一の鳥居までのロードが長いため、そこまでは車かタクシーをおすすめします。ロードが苦ではないと言っておきながらですが、6kmは結構体力を使うのであまり自信がない方は断然車やタクシーでの移動でいいと思います。その上でですが、このロードは景色が二転三転するので飽きがなく楽しむことができました。

次回武甲山を登山する際は、逆コースにしようかなと思っています。いただいた石灰を奉納し最後に横瀬駅にある武甲温泉に入ることもできるのでいいこと尽くしでしすね。また横瀬駅のご飯屋さんとかも開拓してみたいです。

奥武蔵秩父方面は意外と温泉が多くて、まだまだ行きたいところが多くあるので、これからも通う可能性大です。

【お家ごはん】キャベツとささみの甘味噌炒め

2022年2月1日火曜日

今日も安定の定時で仕事を終え、帰宅です。

上司からついに仕事を振られてしまいました。

明日からどうなることやら。

私はいかにワークライフバランスを充実させるかに仕事の重きを置いており、なるべく定時で仕事を終えることを心がけています。

 

そんなことはさておき、今日も晩ごはんを作りました。

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肉はささみなのでヘルシーです。

あっ、最近の味噌汁の出汁は、鹿児島旅行で道の駅山川港で購入した鰹出汁を使用しています。

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この出汁で作る味噌汁は、優しい鰹の風味が広がり、味噌の味を邪魔せず相性抜群です。

お土産や地場のものを料理に使うのが好きで、最近はお土産といったらお菓子とかでなく、野菜とか出汁等料理に使えるものをよく買います。

 

鹿児島旅行はこちらを参照ください。

chelseayama.hatenablog.com

 

【お家ごはん】秋川牛レトルトカレー

 

2022年1月31日月曜日

今日も定時で仕事を終え帰宅です。

本日の晩ごはんは、この前の日の出山登山で帰りにつるつる温泉で買った秋川牛カレーを早く食べてみたかったので、このカレーにしました。


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少し値段は高かったのですが、想像以上に美味しかったです。

カレーを口に入れた瞬間、牛肉の旨味が広がります。また秋川牛がゴロゴロ入っているので、ボリューム、満足感ともにありました。甘口と書いてありますが、スパイスが効いていて大人でも満足できると思います。(辛口好きには物足りないかもしれないですが)

このレトルトカレー買って正解でした。すごいおすすめです。

 

なお、日の出山登山はこちらを参照ください。

 

chelseayama.hatenablog.com

 

 

【お家ごはん】ポンカンピール・豆腐の親子とじ

2022年1月29日土曜日

今日は山に行かず、家での時間を過ごしました。山には基本的に一人で行くことが多いのですが、外に出る気分が乗らないときは「行かない」という選択ができるのは一人行動の良いところだと思っています。

まあ、明日はソロ登山に行く予定なんですけどね。(気分が乗れば)

 

そんなこんなで、今日は家で暇だったので鹿児島旅行のお土産で買ったポンカンの皮でピールを作りました。

鹿児島旅行はこちらを参照ください。

 

chelseayama.hatenablog.com

 

chelseayama.hatenablog.com

 

ポンカンの皮を剥いた時に、とても良い香りがしたので何か再利用できないかとネットで調べてみたら、ピールを作れると載っていたので作ってみました。(皮は冷凍保存していました)

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現在、乾燥中です。

味見してみたのですが、苦味エグ味がやや残っており、紅茶とかに一緒に入れるのがベストかもしれないですね。

 

さて、夜ごはんは家にあるもので料理。

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調味料は白だしのみですが、しっかり味が付いています。

豆腐と鳥むね肉の優しい和風料理になりました。

【秀麗富嶽十二景】高川山・真木お伊勢山

2021年12月30日、大月市の秀麗富嶽十二景に選定されている高川山・真木お伊勢山を登ってきました。

高川山は2021年のゴールデンウィークに登ったのですが、完璧な富士山を見れずに2021年中にリベンジしたいと思っていたらもう年末に。12月31日はゆっくりしたかったので、30日に行くことにしました。また秀麗富嶽十二景で最後まで残っていた山が真木お伊勢山でした。

本当は真木お伊勢山は桜の季節に桜祭りが開かれるので、春先に行こうと思っていたのですが、色々と思慮した結果、高川山と組み合わせることにしました。(このコースにした理由は後述します)

秀麗富嶽十二景 十番山頂高川山 八番山頂真木お伊勢山 登山記

高川山と真木お伊勢山を組み合わせた理由

 

①リベンジ登山だから、1回目と違うコースにしたい

②リベンジ登山だから、ご飯屋さんも開拓したい

 

まず①についてですが、1回目の高川山初狩駅高川山禾生駅ルートで登っています。

禾生駅では「山もとうどん」という吉田うどん系の美味しくてリーズナブルなお気に入りのうどん屋さんがあるのですが、何回か行っているので、うどん以外且つ別ルートを目指そうと考えていました。

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次に②についてですがごはん屋さんは大月市周辺で探すことになります。初狩パーキングエリアに峠の茶屋という食堂があるのですが、ここのおにぎりがすこぶる評判がよく、是非食べてみたいと兼ねてより思っていました。

色々と調べると実は初狩パーキングエリアは徒歩でも入場可能だということがわかりました。これはもうおにぎり舌に変換されてしまい、開拓するご飯屋さんはここに決定です。

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①と②を組み合わせると高川山且つ初狩パーキングエリア。私が秀麗富嶽十二景で登っていない唯一残されていた山が真木お伊勢山だったので、これはこの二つを組み合わせるかしかないとなりパズルのピースがはまり(無理矢理ピースとピースが合うようにはめ込み)ました。

 

コース

コースは以下の通りです。

初狩駅高川山

高川山初狩駅

初狩駅初狩パーキングエリア

初狩パーキングエリア→真木お伊勢山

真木お伊勢山→上真木BS

 

高川山がピストンになってしまうあまり美しくないコースですが、お昼に初狩パーキングエリアに寄りたいのと、優先的に高川山での富士山リベンジだったので、朝に高川山は行きたいと思ってました。

また、禾生駅から登れば良いのですが、初狩駅の方が電車の乗車時間が短く登山に早くありつけるため、ピストンにしました。

長々と書いてしまいました。すみません。

そろそろ記録を書いていきます。

 

登山記録

初狩駅高川山

スタートは初狩駅です。

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初狩駅からは高川山登山口までは、標識もあるため非常に明瞭です。

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このように標識がいたるところにあります。

登山口のトイレに着きました。ルート中にトイレがあるだけで安心しますよね。衛生状況もかなり良かったです。

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トイレを終え、ストレッチと紐を結び直しいざ出発です。


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年の瀬なだけあって、霜が降りています。ただこの日は霜が溶けずコースは泥々にならず、安心して往復できました。

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男坂女坂の分岐です。ここは男坂を選択します。

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男坂を登ると、富士山が見えてきました。

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さあここからもうすぐ山頂に辿り着きます。

そして山頂に着きました。f:id:chelseayama:20220126221337j:image

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リベンジ成功です。そして感動しました。高川山から富士山はこんなに綺麗に見えるのですね。実際は写真よりもっと迫力があり威厳を感じました。

山頂では写真を数十枚撮り、荷物も下ろさず下山することにしました。

 

高川山初狩パーキングエリア〜真木お伊勢山

ここからは初狩駅に戻り、初狩駅から徒歩で初狩パーキングエリアに行きます。

すみません。全く写真を撮っていませんでした。高川山から初狩駅についてはピストンなので写真は撮らなくてよかったとして、初狩駅からパーキングエリアはなぜ写真を撮らなかったのか不徳の致すところです。

重ねてお詫びしたいことがあります。初狩パーキングエリアから真木お伊勢山までについても写真を撮っておりませんでした。

なお、初狩パーキングエリア自体の写真は撮ってあります。

では記憶のみでの記録になります。

高川山から初狩駅について記録は割愛します。

初狩駅からパーキングエリアまでは徒歩15〜20分ぐらいかかりました。駅から甲州街道方面に向かい、甲州街道大月駅方面に進みます。

 

大月方面に向かい初狩小学校方面に進みましょう。ここまでくればパーキングエリアはすぐそこです。こんな小学校の近くにパーキングエリアがあっていいのかと思ったことを覚えています。

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パーキングエリアに無事着いたところで、トイレに行っておきます。

そしてパーキングエリア内の「峠の茶屋」で、念願のおにぎりをゲット。野沢菜と舞茸天おにぎりを注文しました。お腹は空いてますがまだ時間が早いので真木お伊勢山で食べることにしました。

先におにぎりの感想を書きますが、本当に美味しかったです。ちょうどいい塩加減、米も硬すぎず柔らかすぎず、そして何より峠の茶屋のおばちゃんたちが注文後に握ってくれますので出来立てが食べれます。コンビニおにぎりとは比べてはいけないですが、こんなにも違うのかと感動したことを思い出しました。

このおにぎりのためだけに初狩パーキングエリアに行くのも辞さないぐらい、本当におすすめです。

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山梨県の飲食店に来るたびにコロナ対策をしっかりしているなと感じます。今回も名前、住所、電話番号を記載しました。コロナに罹患した人が近くにいた場合、連絡が速やかに行えるようになのではないか思います。

 

ここで、とあることに気付きました。ここのパーキングエリアは富士山が見えるはずなのに、そういえば見えていません。

これは真木お伊勢山の頂上で、富士山を見ながらおにぎりを食べる計画が台無しになってしまうのでは。私焦り始めます。

とりあえず、山頂到達時には奇跡が起き、富士山が現れることを願い、取り急ぎ真木お伊勢山方面に向かうことにしました。

真木お伊勢山までは再び甲州街道に戻り、大月駅方面に進みます。途中に「いなだや」という年季の入った雰囲気のお店があるのですが、ここもかなり気になりました。次くるときは、いなだやでご飯を食べようと思いながら、先を急ぎます。

いなだやの先を左折し、真木方面へ。ここら辺は大月駅から出ているハマイバ前行きのバス通りでもあります。

そんなこんなで辻バス停付近に近付きました。辻バス停は真木五福神巡りのスタート地点になり、その先に真木お伊勢山があります。また真木地区には真木温泉という高級温泉旅館もあります。ここもいつかは泊まってみたいですね。


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富士山のことを気にしながら、順路通りに進みます。


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一通りお参りして、いよいよ真木お伊勢山へ。

富士山の山頂部分がすこし雲がかっていますが、なんとか拝めることができました。

ただやはり完璧ではありませんね。贅沢を言ってはいけないですが、リベンジ案件ができてしまいました。

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なおこの五福神巡りルート(真木お伊勢山含む)にはベンチが数カ所ありトイレもあり、とてもいいハイキングコースだなと思います。リベンジは桜の季節にお花見しながら富士見にしようかな。


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終わりに

こうして、私は秀麗富嶽十二景を全て登頂し終えました。ちなみにリベンジとしては本社ヶ丸も残っており、2022年中にできればいいなと思ってます。

ルートについては今回は決して美しいルートではありませんが、峠の茶屋のおにぎり、これは食べる価値ありです。それぞれのルートで自分だけの美味しいお気に入りのお店を見つけることっていいですよね。

高川山・真木お伊勢山ともに登山を始めたばかりの方でも、問題なく登れる山です。高川山は景色も素晴らしく、コースタイムもそこまで長くないので特におすすめできます。真木お伊勢山は登山としてはかなり物足りないかと思いますので、ピクニックのような使い方が一番適しているかなと思います。

 

 

【お家ごはん】イカのペペロンチーノ・ニラ玉スープ

2022年1月27日木曜日

今週ももう木曜日ですね。二日酔いから始まった今週でしたが、もう終わりに近づいてます。

本日は、直行で出張のため朝はゆっくりのスタート。出張後は職場に戻り、定時で帰宅。

そんな余裕の一日でしたので、夜ご飯を作りました。

 

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パスタはイカの旨味とペペロンチーノの風味が合わさりかなり美味。ニラ玉スープは卵がもう少しごろっとすれば完璧だったかな。次回に活かしたいと思います。