30代怠け者の登山とカレー記録

登山とカレーが好きです。また登山後の温泉やご飯など、そういうちょっとした贅沢も好きです。

【奥武蔵】伊豆ヶ岳・武川岳登山

2023年1月19日木曜日

奥武蔵エリアに位置する、人気の山である伊豆ヶ岳と通好みな武川岳登山を縦走してきました。またしても奥武蔵エリアです。

このエリア何が良いって、駅から徒歩で登山口に行ける山が多いことです。その割に丹沢や奥多摩に比べると人気がやや劣り、静かな山行を楽しめるのです。

伊豆ヶ岳・武川岳にした理由

伊豆ヶ岳は奥武蔵で一二を争うほど人気な山です。どの登山本にも必ず入っております。そんな伊豆ヶ岳にまだ一度も登っていなかったので、平日に行きたいと思っていました。

武川岳は山と高原地図で山名がオレンジ色(著名地)に囲まれており、兼ねてより気になっている山です。今まで登ったことがなくこの伊豆ヶ岳と繋げることが可能なので、この機会に登るしかないと思っていました。

 

山行ルート

正丸駅→(男坂)→伊豆ヶ岳
伊豆ヶ岳→山伏峠→前武川岳→武川岳
武川岳→前武川岳→(男坂)→名郷バス停→飯能駅

正丸駅は8時24分着。

帰りのバスは12時38分に設定。

かなり急ぎ足になることが想定されます。

 

登山記録

正丸駅〜伊豆ヶ岳

今回も西武秩父線です。正丸駅で下車しました。駅構えが立派ですね。下車したのは自分を含め3人。平日はやはり空いていて良い。

ちなみにトイレは改札外にあり洋式トイレも完備です。

f:id:chelseayama:20230125204342j:image
f:id:chelseayama:20230125204347j:image

駅を出ると標識があります。名物の斜め階段を降りルート通り行きましょう。

登山口までは舗道を歩きます。この道は本当に標識が多く、伊豆ヶ岳のために作られたのではないかと思うほどです。


f:id:chelseayama:20230125205847j:image

f:id:chelseayama:20230125205841j:image

登山口に着きました。今回は時間がないので時間を短縮できる大蔵山コースで進みます。

f:id:chelseayama:20230125220130j:image

登山口からは川沿いを進み自然を感じることができるので、穏やかな気分になります。コースも明瞭です。


f:id:chelseayama:20230127101251j:image

f:id:chelseayama:20230127101257j:image

f:id:chelseayama:20230127101303j:image

またコース中は登山者を飽きさせないよう、固有物に名所つける等色々工夫がされております。


f:id:chelseayama:20230127101626j:image

f:id:chelseayama:20230127101632j:image

f:id:chelseayama:20230127101637j:image

f:id:chelseayama:20230127101643j:image

坂を登ると、いつのまにか大蔵山に着きました。大蔵山から標識通り伊豆ヶ岳方面へ進むと、五輪山に辿り着きます。五輪山は休憩できるベンチがありました。

五輪山から伊豆ヶ岳方面へ進みます。

すると出てきました。伊豆ヶ岳名物の男坂(鎖場)です。

男坂を登るのは完全に自己責任なので、登れる人だけ登れば良いと思います。

私は男坂を登ることにしました。

f:id:chelseayama:20230127102202j:image

近くまで行くとこのような感じです。写真だと伝わりにくいかもしれないですが、確かにしっかりとした鎖場です。

f:id:chelseayama:20230127102255j:image

中間地点からの景色はこのような感じです。

f:id:chelseayama:20230127102508j:image

これはこの鎖場からならではの景色ではないでしょうか。

更に上り進みます。まさか奥武蔵の山で鎖場にチョークで矢印が書いてあるのが見れるとは思っておりませんでした。

アルプスではよく見ますが、ここは奥武蔵です。これを見て少し感動しました。

f:id:chelseayama:20230127103034j:image

登りきると、もうすぐ伊豆ヶ岳山頂です。

さあ伊豆ヶ岳に着きました。山頂は割と広く、土日は賑わっていることが容易に想像できますね。眺望はあまりないですが、長細く広いため休憩にはもってこいかと思います。

この日は平日のためか、山頂には誰もおりません。なおこの時点で9時40分です。

f:id:chelseayama:20230127103935j:image
f:id:chelseayama:20230127103930j:image

そういえば伊豆ヶ岳の所以について色々と説がありますが、私は伊豆まで見えた説なのではないかなと。おそらくこの数百年ですでに生えている木々たちが伸び、また植林政策で杉等が生え眺望がなくなってしまったのではと思います。なので昔はかなり良い眺望だったのではないかなと想像してました。

f:id:chelseayama:20230127104247j:image

伊豆ヶ岳〜武川岳

さてさて、先を急ぎます。山伏峠まで下りそこからは武川岳登山口です。

f:id:chelseayama:20230127111636j:image

山伏峠まで出てきました。車道を経由して登山口まで行きます。気温は2度。

f:id:chelseayama:20230127111850j:image
f:id:chelseayama:20230127111856j:image
f:id:chelseayama:20230127111902j:image

前武川岳の道程は景色に変容がありません。ひたすら山道を登り、そのためか、中々しんどい登りに感じます。

f:id:chelseayama:20230127112112j:image

今度は使われているのかどうか不明な車道に出ました。横断し登り口まで進みます。


f:id:chelseayama:20230127112306j:image

f:id:chelseayama:20230127112311j:image

ひたすらまた山道を登ると、このような看板が頻繁に出てきました。

f:id:chelseayama:20230127112515j:image

この看板を3つぐらい見た後、ついに前武川岳到着です。

f:id:chelseayama:20230127112638j:image

ここは武川岳方面、山伏峠方面、名郷方面までの分岐となっています。またベンチもあり小休憩するのにも良いかと。しかし時間に余裕がないので武川岳へ向かいました。

この時点で10時48分です。

武川岳までは15〜20分ほど登れば着きます。私は10時58分に武川岳に着きました。

f:id:chelseayama:20230127113317j:image
f:id:chelseayama:20230127113322j:image

山頂は誰もおらず景色も180度開ています。非常に穏やかな山頂だったので、急いで降りるのももったいないので、ランチすることにしました。今回は西友で買ったお墨付カップ麺とコーヒー、スプリングス。安上がりです。はい。

f:id:chelseayama:20230127113440j:image


f:id:chelseayama:20230127113851j:image

f:id:chelseayama:20230127113846j:image

もっとこのひと時を過ごしたかったのですが、帰りのバスのこともあったので下山開始にします。

武川岳〜名郷バス停

前武川岳まで爆速で降り、名郷方面へ。

天狗岩コースを行きます。

ん!?なんか「上級者向け」との記載が……

名郷までは天狗岩を行くしかないのでとりあえず進みます。山と高原地図でも破線ではなかったので問題ないはず。

天狗岩まで着きました。とりあえず進むことにします。というか時間がないので迷ってる暇はありません。

f:id:chelseayama:20230127120037j:image

結論から言うとそこまで難易度は高くありません。ピンクテープも至る所に巻かれています。ただ浮石が時折あるのでそこは注意が必要です。


f:id:chelseayama:20230127120347j:image

f:id:chelseayama:20230127120356j:image

f:id:chelseayama:20230127120342j:image

そんなこんなで天狗岩を終えると標識が見えてきます。なんと気付かずに男坂コースで降りていたことがわかりました。この時点で11時58分です。

f:id:chelseayama:20230127120606j:image

先に進みます。ここからはひたすら下山。なおここからは若干わかりづらいところもありますが、地図とピンクテープを見落とさないようにすれば問題ないです。


f:id:chelseayama:20230127123539j:image

f:id:chelseayama:20230127123600j:image

車道が見えてきました。もうすぐです。


f:id:chelseayama:20230127123803j:image

f:id:chelseayama:20230127123857j:image

と思ったのですが、ここからまだ1kmあるという標識。少し焦ってきました。この時点で12時11分です。

f:id:chelseayama:20230127124018j:image

ここからは車道をひたすら歩きます。民家も出てきますが、立派な一軒家が多いです。

車道を下っても下っても中々バス停に着きません。ここでショートカット発見。ありがとう。

f:id:chelseayama:20230127124415j:image

そして名郷バス停に着きました。時刻は12時22分です。

f:id:chelseayama:20230127124541j:image
f:id:chelseayama:20230127124601j:image

実は最後はランしましたが、こうして何とか12時38分のバスに乗ることができ飯能駅まで帰ることができました。

奥武蔵でスリリングな男坂ルートを二つもつなげることができると思っていなかったので、非常に満足しています。

また武川岳は景色もよく穏やかな山頂なので、違う山と繋げてまた行きたいと思ってます。