【秀麗富嶽十二景】高川山・真木お伊勢山
2021年12月30日、大月市の秀麗富嶽十二景に選定されている高川山・真木お伊勢山を登ってきました。
高川山は2021年のゴールデンウィークに登ったのですが、完璧な富士山を見れずに2021年中にリベンジしたいと思っていたらもう年末に。12月31日はゆっくりしたかったので、30日に行くことにしました。また秀麗富嶽十二景で最後まで残っていた山が真木お伊勢山でした。
本当は真木お伊勢山は桜の季節に桜祭りが開かれるので、春先に行こうと思っていたのですが、色々と思慮した結果、高川山と組み合わせることにしました。(このコースにした理由は後述します)
秀麗富嶽十二景 十番山頂高川山 八番山頂真木お伊勢山 登山記
高川山と真木お伊勢山を組み合わせた理由
①リベンジ登山だから、1回目と違うコースにしたい
②リベンジ登山だから、ご飯屋さんも開拓したい
まず①についてですが、1回目の高川山は初狩駅→高川山→禾生駅ルートで登っています。
禾生駅では「山もとうどん」という吉田うどん系の美味しくてリーズナブルなお気に入りのうどん屋さんがあるのですが、何回か行っているので、うどん以外且つ別ルートを目指そうと考えていました。
次に②についてですがごはん屋さんは大月市周辺で探すことになります。初狩パーキングエリアに峠の茶屋という食堂があるのですが、ここのおにぎりがすこぶる評判がよく、是非食べてみたいと兼ねてより思っていました。
色々と調べると実は初狩パーキングエリアは徒歩でも入場可能だということがわかりました。これはもうおにぎり舌に変換されてしまい、開拓するご飯屋さんはここに決定です。
①と②を組み合わせると高川山且つ初狩パーキングエリア。私が秀麗富嶽十二景で登っていない唯一残されていた山が真木お伊勢山だったので、これはこの二つを組み合わせるかしかないとなりパズルのピースがはまり(無理矢理ピースとピースが合うようにはめ込み)ました。
コース
コースは以下の通りです。
初狩パーキングエリア→真木お伊勢山
真木お伊勢山→上真木BS
高川山がピストンになってしまうあまり美しくないコースですが、お昼に初狩パーキングエリアに寄りたいのと、優先的に高川山での富士山リベンジだったので、朝に高川山は行きたいと思ってました。
また、禾生駅から登れば良いのですが、初狩駅の方が電車の乗車時間が短く登山に早くありつけるため、ピストンにしました。
長々と書いてしまいました。すみません。
そろそろ記録を書いていきます。
登山記録
初狩駅〜高川山
スタートは初狩駅です。
初狩駅からは高川山登山口までは、標識もあるため非常に明瞭です。
このように標識がいたるところにあります。
登山口のトイレに着きました。ルート中にトイレがあるだけで安心しますよね。衛生状況もかなり良かったです。
トイレを終え、ストレッチと紐を結び直しいざ出発です。
年の瀬なだけあって、霜が降りています。ただこの日は霜が溶けずコースは泥々にならず、安心して往復できました。
男坂を登ると、富士山が見えてきました。
さあここからもうすぐ山頂に辿り着きます。
そして山頂に着きました。
リベンジ成功です。そして感動しました。高川山から富士山はこんなに綺麗に見えるのですね。実際は写真よりもっと迫力があり威厳を感じました。
山頂では写真を数十枚撮り、荷物も下ろさず下山することにしました。
高川山〜初狩パーキングエリア〜真木お伊勢山
ここからは初狩駅に戻り、初狩駅から徒歩で初狩パーキングエリアに行きます。
すみません。全く写真を撮っていませんでした。高川山から初狩駅についてはピストンなので写真は撮らなくてよかったとして、初狩駅からパーキングエリアはなぜ写真を撮らなかったのか不徳の致すところです。
重ねてお詫びしたいことがあります。初狩パーキングエリアから真木お伊勢山までについても写真を撮っておりませんでした。
なお、初狩パーキングエリア自体の写真は撮ってあります。
では記憶のみでの記録になります。
初狩駅からパーキングエリアまでは徒歩15〜20分ぐらいかかりました。駅から甲州街道方面に向かい、甲州街道を大月駅方面に進みます。
大月方面に向かい初狩小学校方面に進みましょう。ここまでくればパーキングエリアはすぐそこです。こんな小学校の近くにパーキングエリアがあっていいのかと思ったことを覚えています。
パーキングエリアに無事着いたところで、トイレに行っておきます。
そしてパーキングエリア内の「峠の茶屋」で、念願のおにぎりをゲット。野沢菜と舞茸天おにぎりを注文しました。お腹は空いてますがまだ時間が早いので真木お伊勢山で食べることにしました。
先におにぎりの感想を書きますが、本当に美味しかったです。ちょうどいい塩加減、米も硬すぎず柔らかすぎず、そして何より峠の茶屋のおばちゃんたちが注文後に握ってくれますので出来立てが食べれます。コンビニおにぎりとは比べてはいけないですが、こんなにも違うのかと感動したことを思い出しました。
このおにぎりのためだけに初狩パーキングエリアに行くのも辞さないぐらい、本当におすすめです。
山梨県の飲食店に来るたびにコロナ対策をしっかりしているなと感じます。今回も名前、住所、電話番号を記載しました。コロナに罹患した人が近くにいた場合、連絡が速やかに行えるようになのではないか思います。
ここで、とあることに気付きました。ここのパーキングエリアは富士山が見えるはずなのに、そういえば見えていません。
これは真木お伊勢山の頂上で、富士山を見ながらおにぎりを食べる計画が台無しになってしまうのでは。私焦り始めます。
とりあえず、山頂到達時には奇跡が起き、富士山が現れることを願い、取り急ぎ真木お伊勢山方面に向かうことにしました。
真木お伊勢山までは再び甲州街道に戻り、大月駅方面に進みます。途中に「いなだや」という年季の入った雰囲気のお店があるのですが、ここもかなり気になりました。次くるときは、いなだやでご飯を食べようと思いながら、先を急ぎます。
いなだやの先を左折し、真木方面へ。ここら辺は大月駅から出ているハマイバ前行きのバス通りでもあります。
そんなこんなで辻バス停付近に近付きました。辻バス停は真木五福神巡りのスタート地点になり、その先に真木お伊勢山があります。また真木地区には真木温泉という高級温泉旅館もあります。ここもいつかは泊まってみたいですね。
富士山のことを気にしながら、順路通りに進みます。
一通りお参りして、いよいよ真木お伊勢山へ。
富士山の山頂部分がすこし雲がかっていますが、なんとか拝めることができました。
ただやはり完璧ではありませんね。贅沢を言ってはいけないですが、リベンジ案件ができてしまいました。
なおこの五福神巡りルート(真木お伊勢山含む)にはベンチが数カ所ありトイレもあり、とてもいいハイキングコースだなと思います。リベンジは桜の季節にお花見しながら富士見にしようかな。
終わりに
こうして、私は秀麗富嶽十二景を全て登頂し終えました。ちなみにリベンジとしては本社ヶ丸も残っており、2022年中にできればいいなと思ってます。
ルートについては今回は決して美しいルートではありませんが、峠の茶屋のおにぎり、これは食べる価値ありです。それぞれのルートで自分だけの美味しいお気に入りのお店を見つけることっていいですよね。
高川山・真木お伊勢山ともに登山を始めたばかりの方でも、問題なく登れる山です。高川山は景色も素晴らしく、コースタイムもそこまで長くないので特におすすめできます。真木お伊勢山は登山としてはかなり物足りないかと思いますので、ピクニックのような使い方が一番適しているかなと思います。